019「相同器官(そうどうきかん)」
セキツイ動物において、クジラの「胸びれ」とコウモリの「つばさ」とを比較すると、形やはたらきは異なっているが、骨格の基本的なつくりに共通点がある。クジラの「胸びれ」とコウモリの「つばさ」は、もとは形とはたらきが同じであった器官が変化してできたと考えられる。このように、現在の形やはたらきが異なっていても、もとははたらきが同じであったと考えられる器官は何とよばれるか。[大阪府]
正解 相同器官
「もとは形とはたらきが同じ」…見た瞬間に相同器官
相同器官は試験頻出の生物の用語。漢字を正確に書けない人がいます。「そうどう」ってどう書くんだっけ…とならないように。そのほか図とともによく出てくる具体例には、ヒトの腕、トカゲの前あし、ウマの前あしなどがあります。
「もとははたらきが同じ」というところが最大のヒント。